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貝がらやシーグラスなどで夏の思い出をつくろう

カテゴリー: コツ・ポイント

海に行くと、拾ってしまう貝殻やシーグラスや石など、お家に持ち帰ってどうしていますか。
収集したのに、すっかり忘れていたり、いつの間にか使わないままにゴミになっていませんか。

理由は、
・旅行の片付けで手一杯
・収集物まで手がまわらない
・子どもが片付けてくれない など
結果、手付かずなまま
・ビニール袋に入っている
・砂や石が入っていて臭いがする

という経験をされた方もいらっしゃるはず。
そのような方に、貝殻やシーグラスなどを利用して、夏の思い出を最後まで楽しめる方法をご紹介します。
今回は、車でのお出かけを想定して、お話ししたいと思います。

まず、ゴミにしない方法です。

1、(準備編)出かける前に、収集の準備をしておく

バケツ、ザルとそれら濡れたものを入れる大きなバケツ(ビニール袋)、水切りネット、ペットボトル入りの水などを準備しておくと良いでしょう。
準備するものとその使い方を説明します。

・バケツ(収集する人の数だけあるのが望ましい。)
 バケツは、海で収集するために使います。
持ち手もついていますし、拾ったものを入れやすいです。「ビニール袋でいいのでは?」と思う方もいらっしゃると思います。貝殻などでビニール袋が破れることがありますし、海岸は風があり飛ばされる心配もあります。もしも破れて飛んでいってしまうと、ゴミになってしまいます。ですから、バケツをお勧めします。海水で錆びない素材を選ぶと良いでしょう。複数用意するときは、重ねられるものを選ぶと良いです。
 
・ザル
収集する時に使ったり、余分な砂を落とすために使います。
持ち帰る前に、ザルを使って余分な砂を落とすことで、帰宅後の片付けが楽になります。
後述する水切りネットに入れたら壊れそうな貝殻をザルで保管することもできます。
持ち帰った後も洗浄に使います。海水で錆びない素材を選んでください。

・水切りネットと輪ゴム(収集する人の人数よりも多めに準備する。)
収集したものを分けるために使います。ザルのように使うこともできます。
出発した時はバケツやザルを重ねて持ってきたのに、帰るときはどうでしょう。
自分の拾った貝殻を兄弟姉妹と混ぜて持ち帰ることに抵抗されて、バケツを重ねられない場合もありますよね。
二重にした水切りネットに、それぞれの貝殻を入れて輪ゴムで口を閉じれば、最小限のバケツで持ち帰ることができます。
片付けも、それぞれが洗浄しやすくなります。

・ペットボトル入りの水
車に乗る直前に、砂を落とすために使います。
海岸近くのトイレでは、砂などの洗浄を禁止する張り紙をよく見かけます。
車に乗る前にきれいにしたい気持ちはわかりますが、マナーを守って使うことも子どもに教えたいですよね。
水は、水分補給にも使えます。

・濡れたものを入れる大きなバケツ(なければビニール袋)
砂や海水がついたものを入れて、持ち帰る時に使います。
車の中を汚さないためにも、あると便利です。

2、(片付け・洗浄編)
さて、収集してきたものを片付けていきましょう。

持ち帰った収集物は、バケツの中で水切りネットごとジャバジャバと水で洗って、水を張ったバケツの中に入れておきます。
数日、砂が出なくなるまで繰り返します。
次に、水切りネットごとベランダなどで乾かします。
巻貝などは、貝の中に水が溜まりやすいので、時々方向を変えてください。
最後はネットから出して、広げて乾燥すると洗浄が終了します。

せっかく洗浄したにも関わらず、臭いがする場合があります。
原因を調べてみると、貝殻だと思って拾ったものがヤドカリだったり、小さなカニなどが入っていたためでした。
それらを取り除いて洗浄をすると良いと思います。
また、きれいに洗浄できたと思っていても、巻貝などに砂が残っていて出てくる場合があります。

そこで、きれいに乾燥できたら空き箱などに保管しまおきましょう。
保管するときは、おおまかに壊れやすいものとそうでないものとを分けるために、箱を変えたり、箱の中に仕切りを作ると良いです。

海で収集して洗浄した貝殻を工作に使ってみましょう。
貝がらやシーグラスなどでいろいろな工作ができますよ。
あなたのアイディア次第でいろいろな形に変わります。
ここでご紹介する工作はその日のうちにできるものもあれば、毎日過ごしずつ時間をかけて作っていくものもあります。
長い夏休みを利用して作ると良いと思います。

3、(活用編)
(作品例1)飾って楽しむ
手作りの額に貝がらをはった飾り

(作品例2)飾って楽しむ
大きな貝がらに、いろいろな貝がらやサンゴなどをはった飾り

(作品例3)使って楽しむ
シーグラスで作った魚

(作品例4)工作して楽しむ
海の中をつくってみよう

「海の中の模型 No.2」で使用した魚は、↓↓↓ です。

4、(やくそく編)

一番大事なことは、参加者で相談することです。
準備の段階から最後の活用方法まで、家族で話し合って、約束しておくことが重要です。
話し合いの中でそれぞれの役割分担まで決められたら最高ですね。

いかがだったでしょうか。
ご紹介した内容を参考にして、ぜひ楽しい夏休みの思い出を作ってください。

キッズアイディアでは、夏休みの工作を応援しています。
オンラインのプライベートレッスン(日本語に限る)もありますので、活用してください。

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